防水ワイヤレスイヤホンは種類が多く、どれがお風呂に適しているのか分からないという方は多いのではないでしょうか。
本記事では、お風呂に必須の機能や、見落としがちな便利機能を紹介した上で、激選した6つのイヤホンを紹介します。
「Jabra Elite Active 75t」及び「Anker Soundcore Liberty Neo 2」については、詳細なレビューも載せていますよ!
ワイヤレスイヤホン選び方・機能
ワイヤレスイヤホンの選び方、ポイントとなる機能を紹介します。
お風呂に必須の機能と、あると便利な機能は下記です。
- 完全ワイヤレス
- IPX7以上の防水性能
- ボタン操作
- 外音取り込み(ヒアスルー)
- ノイズキャンセリング
- ワイヤレス充電
①完全ワイヤレス
完全ワイヤレスとは、左右のイヤホンを繋ぐケーブルがなく、それぞれが独立しているイヤホンのことです。
特にお風呂では、ケーブルがあると頭や体を洗いにくくなります。
イヤホンの落下が心配な方には、イヤーピースの変更をおすすめします。
イヤーピースを変えるだけで、抜群にフィット感が向上し、イヤホンがずれにくくなります。
不便なケーブルではなくイヤーピースで対策しましょう!
②IPX7以上の防水性能
お風呂で使う場合、防水性能はIPX7以上がおすすめです。

右側の数字が大きい程防水性能が高く、IPX7は一定条件下で水没させても大丈夫というもので、防水規格で最高レベルの性能です。
IPX7の「X」部分に数字が入っている場合がありますが、それは防塵性能を表します。
数字が大きい程、防塵性能が高く、「X」は防塵耐性は未測定という意味です。
ちなみに、防水機能は「水」に対する耐性であり、お湯や石鹸は想定されていません。
そのため、最低でもIPX7以上の防水性能をおすすめします。
私は「Jabra Elite Active 75t」を一年半以上お風呂で使用していますが、今のところ問題ありません。
③ボタン操作
イヤホン側のボタンで、一時停止や再開、スキップ、次で紹介する外音取り込み(ヒアスルー)のON OFFが操作できると便利です。
静電タイプの操作は、水によって誤作動することがあるため、ボタンタイプをおすすめします。
④外音取り込み(ヒアスルー)機能
外音取り込み(ヒアスルー)とは、イヤホンをしていても外の音が聞こえる機能です。
この機能が付いている機種は、基本的にイヤホン側のボタンでON/OFFを切り替えられます。
話しかけられる可能性がある時や、外の音を聞きたいときにONにすると便利です。
例えば、家事をしている時や、トレーニング中に、話しかけられても応対できる状況を作れます。
また、外でランニングやウォーキングをしており、外の音を確認したい時や安全面で配慮する必要がある時に、ボタン一つで外の音が聞こえるようになります。
➄ノイズキャンセリング
ノイズキャンセリングは、④の外音取り込みとは対照的で、外音を聞こえにくくする機能です。
外音がうるさい時、イヤホンの音量を上げなくても、ノイズキャンセリングを使えば聞き取りやすくなります。
このノイズキャンセリングと、通常モード、外音取り込みは、基本的にイヤホン側のボタンで切り替えられます。
⑥ワイヤレス充電
ワイヤレス充電は、充電コードを使わなくても、専用の充電機の上に置くだけで充電できる機能です。
スマホでワイヤレス充電を使用している方は、イヤホンもワイヤレス充電できるものを選ぶと便利です。
ワイヤレス充電を試したことがない方は、これを機に導入してみるのもおすすめです。
防水ワイヤレスイヤホンおすすめ6選の比較【2021年最新版】
必須機能を全て満たしているおすすめのワイヤレスイヤホンは下記です。
アマゾンや価格.comのレビュー評価が良いものだけを激選しました。
Elite Active 75t ▼ | SONICSPORT ATH-SPORT5TW ▼ | LIVE FREE NC+ TWS ▼ | N6sports ▼ | Soundcore Liberty Neo 2▼ | NUARL N6 mini2SE ▼ | |
---|---|---|---|---|---|---|
メーカー | Jabra | オーディオテクニカ | JBL | NUARL | ANKER | NUARL |
発売日 | 2020/3/19 | 2020/11/13 | 2020/11/27 | 2020/11/27 | 2021/5/25 | 2021/8/27 |
防水・防滴性能 (イヤホン) | IP57 | IP57 | IPX7 | IPX7 | IPX7 | IPX7 |
ボタン操作 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
外音取り込み (ヒアスルー) | ○ | ○ | ○ | ○ | × | ○ |
ノイズキャンセリング | ○ | × | ○ | × | × | × |
ワイヤレス充電 | ○ | × | ○ | × | ○ | × |
連続再生時間 (イヤホン単体) | 最大7.5時間 | 最大12時間 | 最大7時間 | 最大10時間 | 最大10時間 | 最大8時間 |
連続再生時間 (充電ケース込み) | 最大28時間 | 最大36時間 | 最大21時間 | 最大60時間 | 最大40時間 | 最大32時間 |
重量(イヤホン) | 5.5g | 5.3g | 7g | 4g | 6g | 4.5g |
【Jabra】 Elite Active 75t
価格はやや高いですが、*ノイズキャンセリングなどもついた高性能機種です。
*後継機「Elite 7 Active」が発売された関係か、特にAmazonで安くなっており、コスパがさらに上がりました。
専用アプリでノイズキャンセリングや外音取り込みなどの調整も可能です。
色は「ネイビー」「ミント」「シエナコーラル(赤茶色やピンクに近い)」「グレー」「カッパーブラック」の5色があります。
Amazonのレビュー評価が高く(口コミ件数も多い)、人気の高さが伺えます。
私も購入しましたので下で詳細なレビューと、 後継機「Elite 7 Active」 との比較を書いています。
【オーディオテクニカ】 SONICSPORT ATH-SPORT5TW
立体的でおしゃれな見た目が特徴的です。
イヤホン単体の連続再生時間が12時間と、おすすめイヤホンの中では一番です。
色は「ブラック」「グレーイエロー」の2色があります。
ブラックは落ち着いた見た目で、ファッションや人を選びません。万人におすすめです。
グレーイエローも、イヤホンを付けるとイエロー部分が隠れるため、 ファッションを選びません。差し色のイエローは着脱の際に視界に入りやすく気分を上げてくれるでしょう。
【JBL】 LIVE FREE NC+ TWS
ノイズキャンセリングが付いた防水ワイヤレスイヤホンの中ではトップクラスに安いです。
専用アプリでノイズキャンセリングの調整や、音質の調整なども可能です。
色は「ブラック」「ホワイト」「ブルー(ネイビーに近い)」「ローズ(淡いピンク)」の4色があります。
シンプルな見た目に「JBL」のブランドロゴが映えます。
【NUARL】 N6sports
ツートンに色分けされたかわいいデザインが特徴的です。
充電ケース込みの連続再生時間が60時間と、おすすめイヤホンの中では一番です。
ちなみに、NUARLは完全ワイヤレスイヤホンでは有名で人気のメーカーですので安心して購入できます。
色は「クラシックブルー」「ウォームグレイ」の2色があります。
どちらも淡く落ち着いた色味で、ファッションや人を選びません。万人におすすめです。
https://www.instagram.com/explore/tags/n6sports/【ANKER】 Soundcore Liberty Neo 2
特筆すべきは実売価格の安さです。
「IPX7防水」「ボタン操作」を満たす完全ワイヤレスイヤホンとしては、大手メーカーの中で最安です。
落ち着いた見た目で、ファッションや人を選びません。万人におすすめです。
色の展開は「ブラック」の1色で、コスト削減に注力しているのが伺えますね。
また、低価格にもかかわらず、専用アプリでボタン操作のカスタマイズも可能です。
私も購入しましたので下で詳細なレビューを書いています。
【NUARL】 N6 mini2SE
コンパクトでかわいいデザインが特徴的です。
上で紹介した「N6sports」よりも、本体・充電ケース共にコンパクトです。
他のワイヤレスイヤホンと比べても小さめですので、コンパクトなイヤホンを探している方に特におすすめ。
低遅延のゲーミングモードがある点も特徴的です。
ちなみに、NUARLは完全ワイヤレスイヤホンでは有名で人気のメーカーですので安心して購入できます。
色は「ロイヤルブルー」「ホワイトシルバー」の2色があります。
合わせて使いたい防水スマホケース
イヤホンが防水でも、スマホが防水でないとお風呂で使いにくいですよね。
そんな方には、防水スマホケースをおすすめします。
スマホカバーを付けたまま入れられる大きい防水ケースが便利ですよ!
「Jabra Elite Active 75t」のレビュー

まず、上記で紹介した機能は全部入っています。
- 完全ワイヤレス
- IPX7以上の防水性能
- ボタン操作
- 外音取り込み(ヒアスルー)
- ノイズキャンセリング
- ワイヤレス充電
さらに、「Jabra Sound+」というアプリで様々な細かい設定が可能です。
私が利用している機能をおすすめ順に記載します。
- ボタンの割り当て設定
- 外音取り込みの音量設定(既存の再生音量に対して)
- スリープモード(一定時間使用しないと接続が切れる)時間の設定
- アクティブノイズキャンセリングの設定
- サウンドスケープ(自然の音など12種類の環境音)の再生
- イコライザー設定(3パターン登録可能)
特にボタンの割り当ては便利で、左右のボタンを1~3回押す場合の機能(最大6つ割り当て可)を下記の中から設定できます。
- 再生/一時停止
- 次の曲目
- 曲の頭に戻る(2回連続で押すと前の曲に戻る)
- 音声アシスタント
- サウンドモードの切り替え(通常/外音取り込み/アクティブノイズキャンセリング)
※音量設定はボタンの長押しで可能です。
外音取り込みの音量を最大にすれば、周囲の音をいつも通り聞きつつ、好きな音楽などを楽しめます。
逆に、アクティブノイズキャンセリングとスリープしない設定を合わせれば、高性能耳栓にもなります。
さらに、勉強中はサウンドスケープ(自然の音など12種類の環境音)を聞きながら集中することができます。
至れり尽くせり。自信をもっておすすめできる製品です。
2021年11月に、後継機に相当する「Elite 7 Active」が発売されました。
しかし、性能面で大きな変化はなく、価格は高めですので、前モデルである「Elite Active 75t」の方がおすすめです。
ちなみに、前モデル「Elite Active 75t」と後継機 「Elite 7 Active」の違いは下記です。
Elite Active 75t | Elite 7 Active | |
---|---|---|
発売日 | 2020/3/19 | 2021/11/13 |
連続再生時間 (イヤホン単体) | 最大7.5時間 | 最大8時間 |
連続再生時間 (充電ケース込み) | 最大28時間 | 最大30時間 |
急速充電 | 15分充電で、最大60分再生 | 5分充電で、最大60分再生 |
Bluetooth | 5.0 | 5.2 |
片耳モード | 右のみ対応 | 左右どちらも対応 |
イヤホン外装 | 高級感のある艶消した樹脂 | シリコンラバーコーティング |
その他の操作性や機能はあまり変わりませんし、イヤホンの重量も同じです。
左耳のみでイヤホンを使いたい方、シリコンの素材が好きな方には後継機もおすすめです。
「Anker Soundcore Liberty Neo 2」のレビュー

上記で紹介した機能の内、外音取り込みとノイズキャンセリング以外は入っています。
- 完全ワイヤレス
- IPX7以上の防水性能
- ボタン操作
- ワイヤレス充電
さらに、「Soundcore」というアプリで、「ボタンの割り当て」や「イコライザー設定」が可能です。
特にボタンの割り当ては便利で、左右のボタンを1、2回押す+長押し場合の機能(最大6つ割り当て可)を下記の中から設定できます。
- 再生/一時停止
- 次へ
- 前へ
- 音量小
- 音量大
- 音声アシスタント
また、イヤーチップとイヤーウィングの種類が充実しており、耳の大きさによらずフィットします。

めちゃくちゃ安いのに、 高価格帯の「Jabra Elite Active 75t」 に劣らない音質で驚きます。
ただ、遮音性は高価格帯のイヤホンに劣りますし、ノイズキャンセリングは付いていませんので、外の騒音を完全にシャットアウトしたい方には微妙かもしれません。
しかし、音量の上限が非常に大きいため、実質外音を聞こえなくすることも可能で、シャワーのように頭に響く動作中にも便利です。
※最大音量は本当っっに大きいのでご注意ください
また、片耳で使用するモード*がありますので、外の音を聞きたい人にも向いています。 *右左どちらでも可
コスパ最強!自信をもっておすすめできる製品です。
まとめ
お風呂に必須の機能と、おすすめのワイヤレスイヤホンは下記です。
- 完全ワイヤレス
- IPX7以上の防水性能
- ボタン操作
防水ワイヤレスイヤホンを始めて購入する方には、コスパ最強の「Soundcore Liberty Neo 2」がおすすめです。
高機能を望むなら「Jabra Elite Active 75t」がおすすめです。
さらに「防水スマホケース」と組み合わせることで、お風呂時間を快適にできますよ!
お風呂の時間を有効活用しながら勉強する方法については、こちらの記事で解説しているので是非どうぞ▼

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